第3回事業者セミナー&交流会
食のプラットホームの『第3回事業者セミナー&交流会』(平成29年12月2日開催)には、68名(40(社・団体・生産者))の方々に参加していただきました。
◎講演会

講師からは、食品業界を取り巻く環境は、少子高齢化による人口減少、東京五輪後の経済見通し、第3のIT革命と言われる「ブロックチェーン」技術の進展など、これまでのビジネスモデルを再考するべき時代を迎えようとしている。こうした中での販売戦略は、スーパーや百貨店ばかりではなく、しっかりと市場調査を行いターゲットユーザーがいるところへと販路を伸ばしていくことが特に重要となる。また、講師が考えるこれからの商品開発のキーワード(懐かしい、ビューティー、簡単、かわいい、エシカル、健康)に関連して、販売先を限定した売り方や、ストーリーや付加価値が購買動機となる事例、ターゲットにコンセプトをしっかりと「伝える」ことの意義など、もっと伸びるための「戦略的コツ」を教えていただきました。 参加者からは「目指す方向性が明確になった」等の感想をいただくなど大変好評でした。
◎商品開発事例プレゼンテーション
下記の事業者の方々から商品開発事例についてプレゼンテーションしていただきました。参加者からは「3社とも素晴らしい取組」「具体的な事例が参考になった」などの感想をいただきました。
・『ジョブなしろの外商』土佐七郷会
就労支援事業所ジョブなしろ 江口 明公
・『しあわせみかん山の育て方』NPO法人しあわせみかん山
岩間 由奈
・『小さな豆富屋の夢』豆匠庵
谷脇 行彦、谷脇 まり
◎交流会(試食・試飲会)

第2回事業者セミナー&交流会
食のプラットホームの『第2回事業者セミナー&交流会』(平成29年9月16日開催)には、104名(62(社・団体・生産者))の方々に参加していただきました。
○セミナー

商品づくりは、外(既存の概念)から入るのではなく食の本質から考えること、「美」は普遍的な価値観であり作り手として常に意識することで様々な取組を好転させる、といった秘訣や、コラボによりコミュニケーションを重ね付加価値を生み出した事例など、実体験に基づく講演は参加者からも大変好評でした。
○パネルディスカッション
福島徹氏が提唱する「F-DESIGN」の三本柱をテーマに、各パネラーの皆さんが日頃実践している取組を中心に議論を深めました。生産者・食品加工メーカー・販売者・消費者など、食に関わる者同士が、同じ価値観や考え方で食に向き合うことの意義を共有しました。
<F-DESIGNの三本柱>
Ⅰ 素材を大切にする
Ⅱ 食を整える
Ⅲ 四位一体
<パネラーの皆さま>
①川添ヤギ牧場 代表 川添 建太郎(生産者代表)
②(株)スウィーツ 代表取締役 春田 聖史(食品加工メーカー代表)
③(株)土佐山田ショッピングセンター 代表取締役社長 石川 靖(販売者代表)
④(株)高南メディカル 栄養士 伊藤 明日香(消費者代表)
●(株)福島屋 代表取締役会長 福島 徹(講評)
●国立大学法人高知大学 副学長 受田 浩之(コーディネーター)
○交流会(試食・試飲会)
参加者が持ち寄った4事業者6商品の試食・試飲会を開催し意見交換を行いました。
第1回事業者セミナー&交流会
食のプラットホームのキックオフとなった『第1回事業者セミナー&交流会』(平成29年6月17日開催)には、105名(67社・団体・生産者)の方々に参加していただきました。
○セミナー

誰に対して何を売るかという企画段階で情報をどのようにインプットするか、どのような切り口で商品を創り出すか、商談において相手を知ることの重要性など、豊富な実例とともに実体験を交えた講演は、参加者からも大変好評でした。
○商品素材プレゼンテーション

①『戦わない商品づくり』 ㈲高知アイス 営業部長 森下伸広氏
②『自家農園グァバのまるごと活用を目指して』 エンジェルガーデン南国 代表理事 西川一司氏
③『高知県産・野草茶の魅力』 香稜苑 代表 土田美穂氏
○交流会(試食・試飲会)
